茶道の訓えに基づいた企業研修
企業の信頼性を高めるため、人財育成・人財再育成(リスキリング)が注目される今、教養教育(リベラルアーツ)を採り入れる企業が増加傾向にあります。
また、企業が直面する課題として従来のコンプライアンスに加え、パワハラ防止法の施行や入社3年未満での退職者の増加が挙げられます。
このような状況において、上司が部下を適切に叱れない、指導できない、遠慮がちになるなどの声が聞かれます。
こうした背景から、企業内のコミュニケーション改善は、コンプライアンスの観点からも対応が必要なものであると考えられます。
これまで国内の企業では、終身雇用、年功序列が常とされてきました。
また、上司と部下の関係性において、パワハラとも言える人間性を無視した言動による指導が行われていた企業もあったことでしょう。
まずは、上司部下問わず、自分の目の前にいる「この人」はひとりの人間であるという認識からはじめる事です。
人によって、理解が早く勘のいい人、仕事を理解するということに慎重になる人など千差万別ということを心に留めておきましょう。
ここ数年、終身雇用、年功序列を意識しない若年層が増加傾向にあります。
彼らが自分のスキルを上げたい、新たな事を学びたい、もっと有意義な仕事をしたいという要望に適切に対応することは必須であり第一優先事項であると考えます。
他方、辞めていく人を引き留めるのではなく、更に優秀な人財を採用できるよう企業も成⾧し変わる覚悟が今、求められているのではないでしょうか。
時代が変わったとはいえ、国内企業はもとより、海外との取引において、日本人としての立居振舞を基本とした毅然な態度・姿勢を身に付けることは企業の信頼性において重要なことと考えます。
新入社員研修
茶道をとおして、上司や同僚への接し方、社会人としての立居振舞を「茶道から学ぶ社会人の嗜み7つのルール」を中心に研修を致します。
社員研修(ワークショップ形式)
中堅ともなると、誰かに注意をされたり、叱られたりする機会が減ってくるのではないでしょうか。
茶道を通して、「失敗とは何か」「教わるとはどのようなことか」を実体験し、「できない自分と」向き合い、改めて部下や同僚との関わり方を見直すための研修です。