ごあいさつ
弊社のホームページをご覧下さいましてありがとうございます。
皆様の眼に「茶道」はどのように映るのでしょうか。
厳しそうな稽古、おばあちゃんの習い事、時代遅れの伝統文化などと、いろいろとネガティブなイメージの「茶道」ですが、海外に目を向けてみると、意外にも「抹茶/Matcha」がブームとなっており、茶道体験をご希望される海外からの観光客の方々は後を絶ちません。
海外では、現地茶道教室に入門するために1年待ちの人気ぶりだそうです。
私が茶道を習い始めた26年前と現在と比較すると、世界との距離が格段に近くなっています。
世界は間違いなく唯一無二の日本文化に興味を持っています。
また、茶道の文化や立居振舞は日本人にとっても大変重要で不可欠なものです。
茶道にはたくさんの文化の礎が盛り込まれています。
私たちが日本人であり続けるためにも、今こそこれまで先達が育み続けて来た日本の文化である茶道を後世に残していかなければならいと考えます。
その文化の礎を正しく伝える事が茶道の指導者である私の最後の仕事と位置づけ、これから日本を背負っていく若い方々へ引き継ぐ役割が私に与えられた使命と考え、より一層精進して参ります。
坂井 宗民
さかい そうみん
遠州流茶道 上席師範
CTI プロフェッショナルコーアクティブコーチ
金沢へ嫁ぐことをきっかけに遠州流茶道に入門。以来茶道が持つ不思議なチカラに魅了され現在に至る。
遠州流茶道を追求していくにつれ、この唯一無二の茶道文化を外国人にも知ってもらいたいという想いから、2年間の海外留学によって培った語学を活かし2022年4月より某施設にて外国人観光客へ茶道体験の場を提供、現在延べ300組以上の外国人観光客に茶道の魅力を伝え続けている。
更には、2019年より継続して行っている新社会人研修にも茶道の訓えを取り入れた「茶道から学ぶ社会人の嗜み7つのルール」が好評を得ている。